6/29にNHKの朝の情報番組で足のトラブルについての治療法が紹介されていました。
ご覧になった方も多いかと思いますが、当院でも巻き爪の治療を行っていますので、
紹介された方法と当院で行っているVHO爪矯正の違いをここで述べてみたいと思います。
放送では形状記憶超弾性ワイヤーを使った方法が紹介されていました。
この方法は、私が一番最初に習得し行っていた方法です。
誰でも簡便に行うことができ、短時間で施術できるとても優れた方法です。
しかし、欠点があり、爪を短く切った患者さんには、ワイヤーを入れることができません。
巻き爪で受診される患者さんは、爪が食い込む痛みのために爪を短く切ってしまっています。
痛みがあるのにワイヤーを入れられず、「我慢してください」と云うことが多かったのです。
それに対してVHO爪矯正は、爪を短く切ってしまった患者さんにも入れることができます。
技術的に難しく、誰でも簡単に入れることはできないことや専用の器具とVHOワイヤーが
必要であるという欠点がありますが、爪の形ごとにVHOワイヤーを変形させるため、
どんな形の巻き爪にも装着することができます。
ワイヤーが入れられず我慢されている方、我慢されずに、一度ご相談頂ければと思います。