美容治療と聞いて、何をイメージされますか?
多くの人にとって、美容治療や外見を整えることは少し後ろめたい物である場合がほとんどです。日本では伝統的に「ボロは来ても心は錦」など、外見を気にすることは恥ずべきこととされてきました。外面より中身を磨きなさいと。
たしかに必要以上に外面を気にする事、外面のみを評価することは成熟した大人の女性としてふさわしくありません。教養を高め、心を磨く事の大切さについて、異論はないでしょう。では外面を磨く事は価値が無い・恥ずかしい事なのでしょうか?
答えはもちろんNoです。実体験として明確に言えます。
私は思春期に様々なストレスから太り、そのコンプレックスのために人間関係をうまく築けなくなりました。実際指差して笑われたり(本当にそういうことをする人っているのです!)、悲しい思いもたくさんしました。生まれたときからずっとかわいい美人だと言われ続けて育った人には決して分からない世界でしょう。
そして、痩せてから見えた世界はまったくの別世界でした。人間中身はもちろん大切、けれども中身を磨くパワーを得るために外見も重要であると気づきました。
私は、「美は手段」であると考えています。魅力的な自分になって元気になり、そのパワーで一層教養を高め心を磨き、はじめて周囲に貢献できるのです。
数年前まで、美容治療はコンプレックス解消を目的としたものでした。シミや皺・タルミを消したい、もっと若く見られたい・・・等。
今は違います。「より魅力的な表情=日々の生活をより良く生きるため」の治療、更には老化の予防としての治療へとシフトしてきています。
外面のコントロールが生活を良い方向に変えることに、皆が気付き始めたのです。
「適切な治療・ケア」を「適切な時期」に、「適切な順序」で行えば、その人らしい魅力的な表情へ生まれ変われます。不自然な表情やアンバランスは過去の物です。
「若く・美しく」よりも「もっと魅力的な」自分へ。
美容院で髪を切ったり染めたりするように、歯医者さんで歯のケアをするように、お肌にも定期的なケアが必要です。毎日の洗髪・歯磨きが大切な事と同様、日々のスキンケアは最も重要です。
皆様のより良い人生に役立てますよう、スタッフ一同お待ちしております。
長門昌代